2017年06月-日経225オプション取引結果-「レシオ」で大失敗、3つの失敗要因とは

  こんにちは、読者の富を増す、とみますです。 今月のSQ日が過ぎたので、日経225オプション取引の「月次報告」をしていきます。 市場としては、先月から今月にかけて、日経平均株価は「大きく上下」しました。 このような相場の中、今回「大失敗」しました。 その要因について「しっかり」と復習していきましょー。 それでは、どうぞ。 この内容は「日経225オプション取引」についてです。

 

どんな「大失敗」をしたのか

  今回仕掛けてあったのは、通常通りの「レシオスプレッド」戦略。 4/18、相場としては下落していた。 わたしは「もっと下がるだろう」と予測し、「アウトオブザマネー」の「コール」の「レシオ」を仕掛けた。 だが、予想に反し、見る見るうちに、「日経225」は上昇していった。    

 

失敗の要因① いつもと逆のタイミング

  そう、まず最初の失敗は、使っている戦略は「レシオ」にも関わらず、「プレミアムの低いとき」に仕掛けてしまった。 いつもは、こういう場合「プット売」のレシオを仕掛けるのだセオリーだが、「暴落」を予測し、「コール売」をしかけた。 それが、そもそもの失敗だった。 いつもと違うことは、しないほうがいい。   ただ、幸運にも仕掛けていたポジションは、「C-200売」という、かなり離れた「アウトオブザマネー」。 5月のGWの急上昇でいったん「やばい」と感じたものの、すぐに下落していった。   だが…    

 

失敗の要因② 利益確定をしなかった

  そう、GW後、仕掛けた「コール売」の価格は「ほぼゼロ」まで下がっていた。 なのに、そのときに売ってあったポジションの買戻し」をしなかったのだ。 そう「利益確定」をしなかった。   もともと、「レシオ」戦略は、仕掛けたタイミングで「利益額」が決まっている。 だから、早く「利益確定」することが「正しい判断」である。   なのにだ、そのときは、「まー、大丈夫でしょー。」という感じで、特に何もしなかったのだ。   その油断が命取りとなった。   そのあと、もう一度「日経225」は、急上昇していった。   「あー、どんどん、損失額が増えていく…」   「まーレシオだし、SQ日に「200から215まで」の間にあれば最も利益が出るし、大丈夫っしょ」   と、本来の目的を置き換えてしまった。   それが、さらなる悪夢を招くことになる。

 

失敗の要因③ キャパオーバー

    そのときの状況をみてほしい。   ちょうど1週間前、日経225は20200を超えてきた。   そう、仕掛けた「レシオ」のキャパオーバーと言えばいいのか、「コール215売」を越えてしまったのだ。   そのときのスクショはないので、仮に「07C200」のチャートで説明する。

  op-1706-2  

①が、さっき言った「利益確定をするべき」タイミングである。   んで、②が約1週間前の「20000円への暴騰」のときである。   GWの暴騰が左の山で、それよりも「さらに急上昇」した。   「やばい」   そこで、私は損失を確定した。   それは「これ以上、上昇した場合、損失が無限大」だから。   その不安に耐えれなかった。「不安で不安でしかたがなかったのだ。」   結局、そのあと、相場は「調整」を迎え、上昇することはなかった。   チャートのように下落していった。

 

ただただ、私は「無駄に高い所」で「大きな損失を確定」しただけだった。

 

  うん、その額…   op-1706-4   仕掛けたポジションを差し引き、合計-120,997円。   そうマイナス約12万円。   うひゃー。   今までの利益額が「全て吹き飛んだ」。   そう、3つめの失敗の要因は「精神的に耐えれなかった」ことと、「損失を少額で確定できなかった」点である。

     

なぜ、こんなに「急上昇」したのか

  今までの傾向では、日経2万円を越えるときは「ドルに対して円が115円以上のとき」だ。   今は約110円である。そう円高。   なのに、なぜそこまで上昇したのか。   私が信頼している経済レポートによると「異常である」とのこと。   一部報道では「トランプ氏政権のリスクオフ」や「2万円前のもじもじを機関投資家が爆発させた」とある。   本当だろうか。   「結局のところ、全くわからない。」   個人的には「中国がビットコイン」を爆買いするように、「日本株」を爆買いしたのではないか、とも考えている。   根拠はないので、これは信用しないでほしいが、とにもかくにも「異常」である。   なので…    

 

これからについて

  そう、こういう場合は、「大きく相場が動く」ことが予想される。   それは、  

  • 異常である「高値」が正常な位置に戻る。

  あるいは、  

  • そもそも今が正しくて、これからも「ぐーん」と伸びていく。

  この数か月で、どちらかが起きると考えている。       私としては「前者が正しい」と考えているが、ポジションとしては今後「相場が大きく動く」に備え、そのためのオプション戦略を仕込んでいく。   すでに、7月分は、「6月」を犠牲にした際に、仕掛けた「ポジションの利益」を確定し、「暴騰」に備えている。   op-1706-4 ↑さっきの図の真ん中2つ。   急落に対しても、安値の「プット買い」をし、「暴落」にも備えた。   これで、7月は安心して相場を眺めることができる。   ここ数か月間は、このような戦略を使っていく予定である。      

 

おわりに

  以上「2017年06月-日経225オプション取引結果-「レシオ」で大失敗、3つの失敗要因とは」でした。   失敗の要因は、

  • いつもと逆のタイミング
  • 利益確定をしなかった
  • キャパオーバー

でした。   どれか1つでも行えばよかったものを、それができませんでした。   強く反省しています。   だから、これからは絶対に、

  1. 「SQ日を迎えなくても、必ず利益確定を事前にすること」
  2. 「自分の許容できる損失額を決めておき、必ずロスカットすること」

を必ず行っていきます。   読者の皆さんも参考にしてみてください。   今回の失敗で「今までの全利益」が吹き飛んだため「1からのスタート」となります。 これからも、地道に「月利2%」を目指していきますので、応援の方もよろしくお願いします。   今日も最後までありがとうございました。 この記事は「1か月後に」見れなくなるので、ライン@登録の方もよろしくお願いします。   むずかしく感じたことは、昔のブログで詳細に説明していますので、確認してみてください↓

「カプランのオプション売買戦略」とは、これから「日経225オプション取引」を実践していく